銀行カードローンとはどういうものなの?どんな人が使えるの?
よく、「銀行カードローン」と「銀行系カードローン」というものを聞きますが、この2つは同じものなのでしょうか。そして、これはどんな人が利用できるカードローンなんですか?
銀行カードローンとは銀行が扱っているカードローンのこと
確かに、この2つはよく聞くし、名前も似ているよね。でも、同じものではないから注意してね。具体的な金融機関名は挙げないけど、銀行が扱っているカードローンのことを「銀行カードローン」、銀行が母体になっている消費者金融のことを「銀行系カードローン」って呼ぶの。「銀行系カードローン」の方は、よくCMでも名前を聞くくらい有名なものもあるよ。
銀行カードローンの良いところは、何と言っても銀行が扱っているものだから安心して利用できること。少なくとも「ここってもしかして闇金…?」なんて心配をしなくていいからね。それと、消費者金融に比べると金利が低めなのも銀行カードローンの特徴の1つ。だから、初めてキャッシングを利用するのであれば、銀行カードローンをまず考えてみるのが良いかも。
貸付条件として絶対にあるのは、年連制限かな。満20歳以上っていうのは絶対だけど、上限は65歳以下っていうところから70歳以下っていうところもあるから、ここは利用を考えている機関で確認が必要。それ以外は、特にないところが多いみたい。地方の銀行のカードローンだと、返済のことを考えてその土地に住んでいないとダメとは、口座があることが条件っていうところもあるけど、全国区のものだとこれも関係ないところが増えてるかな。しかも、今は消費者金融みたいにネット申し込みOKとか30分審査、ATMの利用も可能っていうところが増えているから、使うのも便利になっているよ。
そもそも基本に立ち返って銀行カードローンとは?
これからカードローンを利用するというとき、良く目に留まるのが銀行カードローンと消費者金融カードローンではないでしょうか。しかし、そもそも銀行カードローンとはどんな特徴があり、消費者金融カードローンとはどのような違いがあるのでしょうか。
まず、銀行カードローンと消費者金融カードローンの決定的な違いは総量規制があるかどうかです。賃金業法によって定められている総量規制ですが、これは年収の3分の1を超えるような借り入れはできないという法律です。たとえカードローン会社で利用限度額が定められていても、総量規制が優先されます。これが総量規制なのですが、カードローンすべてに適用されるわけではなく、対象はあくまでも消費者金融カードローンであり、銀行カードローンは適用外となるのです。
客観的に判断しても明らかな違いはこのくらいではあるのですが、一般的な傾向としての違いもいくつかあります。
例えば、カードローンの利用限度額は銀行カードローンが消費者金融カードローンに比べると高い傾向にあります。しかし、高額を融資するからには、その金額をきちんと返済出来るかどうかという能力が問われます。この点については審査で判断しますが、全体的に銀行カードローンの方が審査基準のハードルが高いとされています。
しかし、実際に審査が通過すれば、比較的低金利で借り入れが出来るというメリットもあります。銀行カードローンはアルバイトやパートなど安定した収入が望めなかったり、安定していても低収入ならば利用できない可能性は高くなりますが、一方で審査に通過することでのメリットも大きいのが特徴なのです。